ホーチミン宿での生活

ホーチミンに到着してから１週間の出来事を報告します。

まず、宿はずっと同じところに泊まっていました。名前は"Hewa Home"というところで、Booking.comのサイトで「ホーチミン」で検索をかけると最安値で出てくるところです。朝食付き（サンドイッチ、コーヒーorお茶、バナナ）、洗濯も無料、水も飲み放題で１泊あたり380円ほどです。非常にコストパフォーマンスがいいです。

AFAと書かれているところが宿です。通りの裏路地にあります。

１階のロビーのようなところ。飲み物とサンドイッチをくれます。

そして宿主さんと従業員の人たちが非常に優しいところも良かったと思います。宿主さんはインド出身で、ターバンを巻いた色黒のサンタクロースのような髭を蓄えた人です。人柄が良く、顔が合えばサンドイッチとコーヒーをくれます。英語もアクセントに癖があるものの非常に慣れているように感じます。穏やかで、気さくで笑顔の絶えない素敵な人で従業員さんからの信頼も厚そうです。

従業員さんは４〜５人シフト制で１日２人ほど宿にいます。全員現地の女性で洗濯やシーツ替えを主にやっています。

宿は３階建で、２階と３階がベッドのある部屋になります。自分は３階の２段ベットの１つを利用していました。何日も滞在している人や、数日でどんどん新しい人が入れ替わり宿泊しに来たりと色々な人と会うことができました。

マイナス面は、全体的に清潔感があまりないのと扇風機がついていても暑いことでした。しかし建物自体が新しいものではないし宿泊代も非常に安いので相応であると割り切りました。

宿泊者は世界各国からここに来ていて面白かったです。把握しているだけでもフランス人、イギリス人、ブルガリア人、エジプト人、ペルー人、スイス人、現地のベトナム人と様々でした。自分から話しかけることはあまりありませんでしたが、ロビーやベランダでくつろいでいるとなんとなく談笑したりするので楽しかったです。また、日本人のバックパッカーも1人同じ日の夜にやってきて、後日旅の体験談をたくさん聞けて参考になりました。

宿にいた人たち

スイス人（サトシの帽子をかぶっていた）

１年半の世界旅行を考えている。日本にもいってお台場でサトシの帽子を購入した。インドはクレイジーな国で２ヶ月滞在したらしい。スイスはフランス語とイタリア語とドイツ語とナントカ語と使用言語が人によって違って不便。インドとタジキスタンがお気に入りの国とのこと。

ブルガリア人

予約した飛行機を逃してもう１泊滞在する羽目になった。パソコンをや財布を盗まれたりと色々と運のない人で、周りの奴らは信用するなとアドバイスをしてくれた。

ペルー人

推定３０台のお姉さん。あまり話したことはないが感じの良さげな人。朝早く出て夜遅く帰ってくるのでこっちで働いているのかもしれない。

イギリス人

イングランドから来たようで、日本が好きだと言っていた。

イングランドはクソだから行かないほうがいいと笑いながら半分真面目に話していた。

ベトナム人

ハノイ方面から来た女学生さん。韓国語を勉強していて少し話せるらしい。ホーチミンがベトナムで一番良い都市だと言っていた。この娘の話で鉄道で北上するのを中止してホーチミンに２週間滞在することに決めました。

日本人

同い年の青年バックパッカー。大学院に行くのをやめてそのお金をこの旅行に費やしているらしい。フリーランサーでITの仕事をパソコンでしていて、旅費に足している。でもだいぶ稼いでいるのでちゃんと出費しないと旅が終わらないと贅沢な悩みを抱えていた。タイからスタートしラオスとカンボジアを渡り現在に至る。自分と違って１つの国の中で色々な街を回っている模様。現地の水を飲んだり危ないと噂の街にいってみたりと、いい意味で言えば度胸がある人。ホーチミンのオススメの美術館を教えてくれた。

共同ドミトリーのいいところは他の人と話せる機会が多いことだと思います。英語の練習にもなるので個人的には気に入っています。しかし、やはり第２言語として使っている人の英語は聞き取りやすいです。特にヨーロッパの人は発音も綺麗だし程よくわかりやすい言葉を使ってくれるのでやりとりがスムーズに行えます。

あとベトナムの食事情ですが、非常に気に入っています。

初めは麺のフォーばかり食べていたのですが、宿の向かいにある食堂のご飯が最高に美味しかったので毎日昼と夜はそこで食べていました。焼き飯や焼きそばの味は日本と近いものがあり、しっくりきます。

いつも利用している食堂

メニュー　細かい違いは全然わかりませんが、MIが麺を指すことだけはわかりました。

COMはお米のことです。

自分はいつも35000ドン（約170円）のものを食べていました。醤油のようなタレをくれて、それをかけて食べるとより美味しかったです。ベトナムは全て紙幣になっていて、財布がすっきりしていい感じです。日本円への計算も慣れてきました。